こんにちは!
新潟の四季とともに、お団子やお餅の美味しさをお届けしている江口だんごです。
新潟のお土産として、あるいはご自宅用のおやつとして、多くの方に愛されている笹団子。
「日持ちはどれくらい?」「どうやって保存すればいいの?」といったご質問をよくいただきます。
せっかくの笹団子を、最後まで美味しく召し上がっていただきたい。
そんな思いから、今回は笹団子の賞味期限や、最適な保存方法について、江口だんごが徹底的に解説いたします!
笹団子の賞味期限、その秘密
笹団子は、防腐剤などをほとんど使わない、お米と自然素材のシンプルな和菓子です。そのため、市販の多くの加工食品と比べて、賞味期限は比較的短くなっています。
江口だんごの笹団子の賞味期限は、製造日から常温で3日です。
笹団子を包む笹の葉には、昔から伝わる知恵として、自然の抗菌作用があります。しかし、この自然の力だけでは、長期間の保存は難しいのが現実です。
特に夏場や高温多湿の環境では、カビが生えやすくなったりします。そのため、お買い上げ後はできるだけ早くお召し上がりいただくことをおすすめしております。
【消費期限を過ぎてしまったら…】
賞費期限は「安全に美味しく召し上がっていただける日」です。期限を過ぎてしまったものはお召し上がりいただけません。安全のためにも、消費期限内にお召し上がりいただくのが一番です。
もっと長く楽しむ!正しい保存方法
賞費期限内に食べきれない場合は、以下の方法で保存することで、美味しさを長持ちさせることができます。
1.冷蔵保存はNG?
冷蔵庫で保存すると、お団子が硬くなってしまうことがあります。お米のデンプンは、低温にさらされることで急激に老化(硬化)が進むためです。翌日に召し上がる予定であれば、直射日光を避けた涼しい場所で常温保存するのがおすすめです。
2.最適な保存方法!冷凍保存のススメ
笹団子を消費期限内に食べきれない場合は、冷凍保存が最もおすすめです。
冷凍することで、お団子のデンプン老化を止めることができ、美味しさを長期間キープできます。江口だんごの笹団子は、冷凍しても風味や食感を損なわないように作られています。
【冷凍保存の手順】
- 笹団子をひとつずつラップでぴったりと包みます。
- 密閉できる保存袋(ジップロックなど)に入れ、中の空気をできるだけ抜きます。
- 冷凍庫に入れます。この時、急速冷凍機能があれば活用してください。
【冷凍保存期間の目安】
冷凍庫によって違いますが約1ヶ月。これ以上経つと風味や食感が落ちてしまうことがあります。
冷凍笹団子を美味しく食べる「魔法の解凍方法」
冷凍した笹団子を美味しくいただくには、解凍方法がとても重要です。
ただ自然解凍するだけでは、お団子が硬くなってしまうことも。ぜひ、この「魔法の解凍方法」をお試しください。
1.電子レンジでふっくら解凍
冷凍笹団子をラップに包んだまま、電子レンジで1個あたり20〜30秒ほど温めます。
これにより、お団子全体がふっくらと柔らかくなり、できたてのような食感が蘇ります。温めすぎるとお団子が硬くなってしまうので、少しずつ様子を見ながら温めるのがコツです。
2.蒸し器でもっちり解凍
蒸し器を使って温めるのも、おすすめです。
冷凍笹団子を笹の葉に包んだまま、沸騰した蒸し器に入れて5分程度蒸します。
こうすることで、笹の葉の香りが再び引き立ち、お団子ももっちりとした食感に仕上がります。
時間が経っても美味しい!江口だんごの工夫
江口だんごでは、作りたての美味しさはもちろん、時間が経っても美味しく召し上がっていただけるよう、様々な工夫を凝らしています。
- 独自のもち米ブレンド: 笹団子の原料であるもち米には、新潟県産の「こがねもち」を主に国産米使をブレンドしています。このブレンド比率により、強いコシと粘りがあり、冷めても硬くなりにくいのが特徴です。
- 手間をかけた餡子: 団子の中に入る餡も、一つひとつ丁寧に練り上げています。滑らかな舌触りと、上品な甘さが、時間が経ったお団子にもしっかりと馴染み、美味しさを保ちます。
- 職人の手仕事: 団子を練る力加減や、笹の葉で包む際の絶妙な力加減など、すべてが熟練の職人の手仕事によって支えられています。この手仕事の積み重ねが、冷凍・解凍後も美味しさが変わらない笹団子を生み出しているのです。
おわりに
いかがでしたか?
笹団子は生菓子だからこそ、正しい保存方法を知ることで、美味しさを長く楽しんでいただけます。
ご紹介した方法で、江口だんごの笹団子を最後まで美味しくお召し上がりいただけたら幸いです。
これからも、江口だんごは「おいしい」という笑顔を届けるために、心を込めてお団子を作り続けます。
みなさまのお越しを、心よりお待ちしております。

